改革の人

 学術会議メンバーの任命拒否問題でテレビがかしましい。政府の予算が付く以上政府の何らかの関与は当然あると考えるが、そもそもメンバーの推薦方法については、当初以来ずいぶんと変遷を重ねているらしい。法律の文言を細かく弄り回して、あれこれ言っているのをテレビでみて可笑しくて仕方がない。

  学問の自由に対する侵犯だと言い出すに至っては噴飯ものである。菅首相は改革の人と見られているがじっくりと時間をかけて、プロセスを踏んで進めていかれると見る。

  日本国籍は驚くほど簡単に取得できるらしい。数十年前になるが、日本に帰化したある西洋婦人が、日本は会員制の国だよと

テレビで発言したのを鮮明に記憶している。私はその時強く納得した。日本は古来より多民族国家であるらしい。これをいかにして和やかな国として纏めていくか。政の第一の課題であったであろう。グローバル思考が盛んとなっている今日、古の大天才の事績を辿り、和国日本の行く末はどうなるのか、学者さんお励みください。