なんだこりゃあ

  プーチン大統領ウクライナに侵攻したニュースに、初めは仰天した。当初のメディアのニュースから受ける印象は、以前トランプ大統領が叩かれた当時に受けたものに近いものであった。

  この度は日本政府は、もちろん日本のメディアまで足並みを揃えている。日本は完全に米国の言いなりである。

  アメリカはプーチンをやくざ者扱いしているのである。私にとっては

コメ国こそ札付きのお方で一分のスキも見せてはならないと思っている。

  求めに応じて国防費を増額するのには、反対しないが、戦争可能な憲法に改めるなどとんでもない。かの国のお手伝いを強いられるだけです。

  頂点に立つものは、下の者に「各々その処を得さしむる。」度量をみせなければ、平安は保持出来ないと思う。

  色々知るにつけ、「なんだこりゃあ」ということです。

 

フェイント

  日本の経済成長が、ここ数十年停滞し世界の主要国に比べて著しく劣っていると云われている。

  政府の経済政策を何とかしてほしい。経済成長の成果こそ、国の財政状況を正すであろう。或いは、弱者を救い、格差社会を改善できるのもまた経済成長の成果であろう。等々、経済さえ良くなればと、考えている人々の頭にはSDGsなど全く意識されて無いのだろうな。

  今から約5年前、政府にSDGs推進本部が設置されたらしい。その頃は、確か安倍首相であったと思うが、首相は「積極的平和外交」を提唱され、世界中を駆け回られた

様に記憶しています。その頃は勿論のこと、それ以前よりずっと前から日本の対外純資産保有高は世界第一位であり、これ以上増加させるのは国際的配慮に悖ると云えた。

  今や、これまでの低成長政策を脱却し日本が先頭を切って経済拡大に転じることはあり得ない。

  岸田首相の所得倍増計画はどうやらフェイントであったようだ。弱者と云われる我々は、それで済まされては収まりが付かない。せめて、最低賃金の大幅引き上げ、ガソリンや電気代のカット等気付け薬に欲しいものだ。

庭と車とSDGs

  庭は、近年時折耳にするスローライフの象徴といってよいと言えよう。また、車はその対極に在るものと捉えることができる。

  元高校教師の私の知人は、「最近は家庭などと言わず、それは家車(カシャ)と云うのが適している。」と、厳かにのたまう。

  なるほど、近頃次々と近隣に新築の家が建てられているが、敷地の一方に家を建て

道路に沿った方は全面にコンクリートを施して車を数台置けるように構えている。道沿に門や塀は無い。これでは家車と言えなくもない。

  草むしり不要、庭で遊ぶなど考えず車でどこかえ出かけるのであろう。

庭いじり、草むしり、庭遊びではGDP拡大には全く貢献しないが、ガソリンを使い遊園地などへ行けば金も使いGDPの拡大に役立つというものだ。

  日本では、そのような生活をしているのは比較的若い世代かな、世界中の若い世代や、子育て中の世代がGDP拡大に貢献できるような生活をすれば、地球はどうなっていくのか。環境は、資源はーーーー。

  その様に考えて「SDGs」は発想されたのだろうか。

 

 

 

  

  

 

文書通信交通滞在費

 総選挙が終って、一年生議員も多数誕生し、そのせいか「文書通信交通滞在費」に関する議論がコメンテーターなどのテレビ番組で盛んに交わされている。

 

 領収書を付け公開すべきとの主張がさも正当であるかのような論を橋下徹氏等は強く云っている。しかし、私はちょっと待てと云いたい。

 そもそも何でこの様な金が国会議員に支払われるようになったのかに付いて視聴者に広く知らせないのか理解できない。

 領収書を付けて公開するということは、誰かがその資料を詳細に徹底的に調べることが出来れば、議員の行動をかなり詳しく把握できよう。議員の政治活動を全て表に出せ

というのは、政治活動の大きな制約となる。全くばかな話だ。ありえない。

 自民党は領収書を付けることには反対のようなので、静観して良いとは思う。

 しかし、声を上げたくなる事柄ではある。 橋下徹氏の狙いは何ですか。

 

 

 

 

 

紅旗征戎

  我が事にあらず、藤原定家のこの言葉は記憶に鮮烈だ。

表題は政治と軍事を表すものと理解しているが、これらについて語るのは気も揚がるうえに壮大にもなりやすい。定家のように言い切るには自分は凡人すぎる。

  それにしても、野党が好いことを言い出すと与党に上手くやられるのが日本の政界事情として定着しているのでなかろうか。これを嫌って野党は詰まらないことばかりやって政治の品格を落とし続けているように見えます。

  これが憲法改正を阻止する有効な作戦と考えているのではと感じる。

憲法改正を目指す者は腹を括って覚醒してもらいたいものだ。

 

怯まない人

  昨年のいつ頃だったか橋下徹氏が、戸籍制度など無くせば良いなどとテレビで発言していたのが小耳に残っている。

  とんでもないことを口にする奴だなあと思っている。これは夫婦別姓にも繋がる事柄だが、国の制度としての、婚姻届け制度は堅く守り時代の要請には便法を考える程度にするべきなのでないか。第一婚姻届けを出さなくても家族そのものを持つことは可能なのだから。問題提起の心算なのか、流行りの炎上作戦なのか、マジでそう思っているのかわかりません。彼はどう思っているのか、皇統の問題については年ごとに心配が増しつつあるといえる。

  皇室会議にかけて、眞子内親王皇籍を議するなど、もっての他であると自分は思っている。そのようなことは断じてあってはならない。

  小室氏は、どうしても思いを遂げたいのであれば、然るべき職業について、父宮を

説得できるまで耐える他道は無いと私は考える。彼にはその能力が有ると推量するがどうか。

 

 

改革の人

 学術会議メンバーの任命拒否問題でテレビがかしましい。政府の予算が付く以上政府の何らかの関与は当然あると考えるが、そもそもメンバーの推薦方法については、当初以来ずいぶんと変遷を重ねているらしい。法律の文言を細かく弄り回して、あれこれ言っているのをテレビでみて可笑しくて仕方がない。

  学問の自由に対する侵犯だと言い出すに至っては噴飯ものである。菅首相は改革の人と見られているがじっくりと時間をかけて、プロセスを踏んで進めていかれると見る。

  日本国籍は驚くほど簡単に取得できるらしい。数十年前になるが、日本に帰化したある西洋婦人が、日本は会員制の国だよと

テレビで発言したのを鮮明に記憶している。私はその時強く納得した。日本は古来より多民族国家であるらしい。これをいかにして和やかな国として纏めていくか。政の第一の課題であったであろう。グローバル思考が盛んとなっている今日、古の大天才の事績を辿り、和国日本の行く末はどうなるのか、学者さんお励みください。